STAFF INTERVIEW
うちむら家具 北上店 店長
うちむら家具に入社して18年目になります。もともとは東京でアパレルの仕事を5年間やっていて、結婚を機に戻ってきました。家具だから入ったというより、とにかく人と関わるのが好きで、誰かを喜ばせたいというのが根っこにあって。
店長になるのは今までよりも当然責任がありますし、自分にできるか、葛藤がありました。やってみたら、自分で決められる部分もあって、今はやりがいと面白さを思えるようになりました。
一番嬉しいのは、お客様のご紹介でどんどんファンが広がっていくことですね。あるお客様にご購入いただいて、そのお客様がご兄弟や知人を紹介してくださるんですよ。それは、私たちの対応や商品が気に入ってくださったからだと思うと、すごくやりがいを感じます。あと、お客様を見たときに「どんな商品をお求めになっているか?」を想像するのが好きで、その読みがトンと当たったときは嬉しいですね。お客様から「なんでわかるの?」って言われることもありますよ(笑)。来店されたお客様が必要とされていることを考えることが、楽しくてしょうがないんですよね。
マニュアルがないことですかね。型にとらわれないというか。例えば私たちは「トラックがもう出てるからお届けできません」って言わないんですよ。「今日行きます」って動いてしまう。他店さんだと、できませんってなる場合もあると思いますが、うちはお客様のために柔軟に動く。他で断られてうちに来られたお客様の願いを叶えてあげられる、それがうちむら家具らしさだと思うんです。できないじゃなくて、どうやったらできるかを考える、その姿勢ですよね。
うちむら家具北上店のこだわりですが、1階がフローリング張りになっていて、家具がすごく映えるんですよ。お客様がお家の床の色に合わせてイメージしやすいように色も何種類かあります。スポットライトなども、商品の魅力がお客様に伝わりやすいように工夫しています。あと北上店はアウトレットの商品も揃えていますので、価格面でも幅広く、いろんな層のお客様に来ていただけるのが強みだと思います。
仕入れは僕が九州や東京の展示会に行ってメーカーさんと最初の接点を持つんですが、最終的に選ぶのは現場のスタッフなんです。各店長や担当者が、お客様が使うシーンを想像しながら、責任を持って選んでいます。ですから、お客様のニーズとマッチしてご購入いただいた時の喜びは大きいです。
時代的には健康志向が高まっているのでマットレスや寝具などもお客様がお使いになる生活のシーンを想像しながら選んでますし、家族でダイニングを囲む大事な時間をご提案しています。生活のニーズに合ったものを自分たちで選んでいくのが大事かなと。
よく聞かれるのは、このソファうちの部屋に入りますか?とか、何センチのテーブルがいいですか?というご相談ですね。まずは間取り図を持ってきていただくか、スマートフォンの画像をお持ちいただくのがいちばんですよとお伝えしています。図面で2メートル入るとわかっても、実際に置くとかなり大きく感じるんです。なので、入るサイズより一回り小さめをおすすめすることが多いですね。そしてサイズの他に、どんな生活をされているのか、どんなお部屋にしたいのかを聞きながら、そのお客様に合った提案をしていきたいといつも思っています。
スタッフは20代から60代まで11人です。店長として人として、ネガティブなことはあまり言わないようにしていますね。言ってる自分が嫌なんです(笑)。得意なことを伸ばしてもらえればいいかなと思っていて、苦手なことは得意な人に任せればいい。11人いればそれができる。あとは背中で見せるじゃないですけど、何があっても自分がカバーするというオーラは出しているかもしれないですね。いただいたクレームもチャンスだと思っていて、しっかり向き合えばもっと強いファンになってくれる。それは伝えるようにしています。
北上店は開店して29年になるんですよ。長年この地に立っているから、修理の相談とか部品が欲しいとか、ちょっとした家具の困りごとをうちに相談しに来てくれるんですよね。他店さんには小さな部品などの相談や修理には行かないじゃないですか。それがうちに来てくれる。「どこ行っても断られたけどうちむら家具さんなら」って言ってもらえると、やっぱりすごくやりがいを感じます。家具の取っ手だけ持ってこられてご対応したこともあります。そのお客様にとって、きっと大切な思い出のある家具だったに違いありません。そのお気持ちにお応えできるよう、ちゃんと取っ手の部品を合わせてお届けできたこともありました。そういう地域の人の役に立てているのは誇りですよね。
正直に言うと、あんまりこだわりないんですよ(笑)。インテリアが大好きでうちむら家具に勤めていますって人のことが羨ましくて。自分は家具そのものより、それを通じてお客様が喜ぶ顔が好きなんですよね。だから逆にどんな家具も好きといえば好きで、みんな愛してますって感じですね。自宅も特別なこだわりがあるわけじゃなくて、なんでもござれというか(笑)。そのぶん、お客様それぞれのご要望に素直に向き合えるのかなと、最近は思っています。
お客様との接点をもっと増やして、それを形にしていきたいですね。あたたかさが感じられるアクションも増やしていきたいと思っていて、例えば新しい家具をお届けしたときに記念写真を撮って後日お送りするとか、そういうちょっとしたことが大事だと思うんです。あと、まず最初にうちに来てほしい。いろいろな販売店さんを見てから来られることが多いんですが、最後に決めてくれればいいので、まず最初の一歩をうちにしてほしいというのが正直な気持ちです。セールがなくても来てもらえる、そんなお店にしていくのが目標ですね。