ベッドの基礎知識・ベッドを選ぶポイント
INTERIOR GUIDE

BASIC KNOWLEDGE OF BEDベッドの基礎知識

人生の3分の1の時間を占めていると言われる睡眠。睡眠は一日の疲れを癒し、明日へのエネルギーを補給するためのとても大切な時間です。ベッドは睡眠の重要な役割を担っています。
睡眠の質をよくし、より良い快眠を実現する為に、ベッドの選び方や知識をご紹介していきたいと思います。

ベッド各部位の名称

ベッド各部位の名称

ベッドは大きくわけると、ベッド本体(フレーム)とマットレスにわけられます。寝具でベッドパッド、ボックスシーツ、掛け布団、枕が必要になってきます。ベッド本体(フレーム)も様々なタイプがあり、就寝する場所をどのようにコーディネートしたいかによって選んでいきます。

ベッドの耐久性(寿命)は、何年くらいですか。

一般的には、10年から15年ぐらいといわれています。ですが、使用する方の体型や使用頻度によっても違いが出てきます。特にマットレスの取り換え時期はその方の判断基準によってだいぶ違ってきます。
国内生産のものだとより長く使用できますよ。

ベッドは、硬いものがいいって本当?

よく硬いベッドは体に良いといわれていますが、硬すぎるベッドは逆に血行を妨げ、体にあまり良い影響を与えません。柔らかいものでも体圧をうまく分散してくれるものが多いので心配はいりません。体圧分散がしっかりしていれば、体に加わる圧迫も少なく血行が良くなるので無駄な寝返りもなく、熟睡度が高まります。

子供用・大人用ってあるの?

特に分けて表示をしていることはありません。
シングル・セミダブルなどサイズによって選ぶと良いです。
子供の成長を考えれば、セミダブルが良いです。

ベッドの他にあと何が必要ですか?

ベッドパッドとボックスシーツが必要です。
ベッドパッドは通気性がよくマットレスを保護してくれます。また、羊毛タイプなら保温性に富んでいます。
枕や掛け布団もベッドとの相性があるので、考えましょう。

引出しの位置は左右入れ替えることが可能ですか?

引出しは左右どちらにも取り付けることができます。
お部屋に設置する場所によって右、左どちらかにつけたいかご相談頂けると、配送のスタッフが組み立て、取り付けを行ってくれます。

マットレスとフレームを別々に購入することはできますか?

マットレスとフレームは別な商品と組み合わせてご購入頂けます。マットレスのみ、フレームのご購入も可能です。
※商品によってマットレスとフレームがセット販売のものもありますので、販売スタッフにご確認下さい。

POINTベッドを選ぶポイント

1.大きさを選ぶ

まず、お部屋にあった大きさを選びます。
ベッドの大きさはシングルサイズ(約100cm)・セミダブルサイズ(約120cm)・ダブル(約140cm)があります。
これ以上のサイズですと、メーカーによって少し表記やサイズが異なる場合があります。
例えば、A社ではワイドダブル(約150cm)、B社ではクイーン(約155cm)となっています。
ご購入の際は必ず販売スタッフにご相談下さい。

2.マットレスを選ぶ

毎日使用するものですので、この項目が一番重要です。ポイントとしては自分に合うマットレスに出会うため、まずは実際に横になって頂きマットレスの硬さを実感して頂くことです。
座ったまま横になるのではなく全身をマットの上に横たえた上で、寝返りをしてみるのが大切です。
多くのマットレスに横になってみることにより、違いが分かります。
マットレスの相性は人それぞれ異なります。体格や体重、好みによっても異なり、自分の感覚を大切に選んでいきましょう。分からない点は販売スタッフに気軽にご相談下さい。

3.本体(フレーム)を選ぶ

さまざまなデザイン・仕様のものがありますが、以下のように項目を分けてみます。

A.本体にはヘッドボードに宮(棚)が付いているか、付いていないか
シンプルで宮(棚)が無いものは、お部屋をすっきりみせることができます。宮(棚)が付いているものは、携帯電話や時計などを置くことが可能なので便利です。宮(棚)にはコンセント付きのもの照明や収納スペースのあるものもあります。

B.本体横に引出しがあるか・ないか
引出しが付いていると色々な物を入れることができます。しかし、本体の下は湿気が非常にたまりやすい環境です。つまり入れるものが出し入れの頻繁な物に限られてきます。収納に不便を感じていないようでしたら、引出し無しタイプがいいと思います。
引出し無しのタイプでは「ステーションタイプ」という本体足元に空間があるタイプが人気です。床板がスノコ上のものはさらに通気性がアップします。また、ホテル仕様のダブルクッションタイプ(通気性が良い)もあります。

C.本体のカラー
主に木製が多いですが、他にファブリック(布張り)製、合成皮革(レザー製)のデザインも人気です。木製の場合ですと、床や壁の色、お部屋にある家具の色に合わせると統一感が出てコーディネートがしやすいです。

4.ヒント

例えば「このマットの寝心地がいいけど本体(フレーム)はあっちがいいな」、「どうしてもライトが付いてないとだめ…でもこのマットはちょっと…」などマットと本体(フレーム)が一致しない場合は、乗せ替えをすることが可能です。
※メーカーから取り寄せができる商品に限られます。その為、展示品限りの商品などは対応致しかねます。詳しくは販売スタッフにご相談下さい。

いくらぐらいのものを選べばいいの?

年齢や性別によっても選ぶものが違うと思いますが、その日の疲れを取り除くための大切な道具です。お買い得品(低価格品)などは体に負担がかかるので不向きです。信頼できる商品は、予防医学面から研究して商品を開発したり、より高い衛生基準で作られていますので体力が少し気になる年代の方にもいいものをおすすめいたします。20歳代~50歳代はシングルで7万円代~のものですと安心です。50歳代~60歳代の方は、特に血行促進や健康のため、マットレスで7万代(シングル)~のものをおすすめします。

自分に合ったマットレスの選び方は?

まずは実際に横になって色々比べてみることです。
そこで大切なのは体に伝わる第一印象です。普段の寝姿勢や(横向き・仰向け)や、使っている寝具、眠れない、体が痛い、など現在の不都合を販売スタッフに相談してみましょう。その症状に合ったマットレスを一緒に選びましょう。

腰痛にいいベッドある?

ベッドによって腰痛が治ることはそれほど期待できないと思いますが、自分にあったベッドに巡り会って、かなり楽になったという話は聞こえてきます。ちなみに朝、体の痛みや腰痛を訴える人の約8割は硬すぎる寝具を使っているそうです。
立っている姿勢により近い姿勢で横になるマットレスが腰にいいんです。

BED FLAMEベッドフレーム

ベッドフレーム

ベッドフレームは、ヘッドボード、フッドボード、サイドフレーム、床板の4つのパーツで構成されています。
材質は、木製、スチール製、レザー(合成皮革)製、ファブリック(布張り)製など多種多様です。木製のものは木の温かみ・柔らかさを感じることができます。レザーは高級感があり、お部屋を大人っぽくインテリアしたい方におすすめ。ファブリックは柔らかい質感と優しい雰囲気が魅力です。
ヘッドボードは、宮無し(ボードのみのシンプルなもの)や宮付き(照明・引出し収納・コンセント付きなど様々な機能がついているもの)があります。宮無しのシンプルなタイプはお部屋をシンプル仕上げたい方におすすめ。宮付きはベッドのまわりに携帯電話や時計、小物などを置くことができるので実用的です。ヘッドボードがないヘッドレスタイプもあります。

ノーマルタイプ(引出し無しタイプ)

ノーマルタイプ(引出し無しタイプ)


脚・引出しが付いていないタイプ。

ノーマルタイプ(引出し付きタイプ)

ノーマルタイプ(引出し付きタイプ)


引出しは、一般的に2杯付きのものが多いです。
引出しは、ベッドの置き方により左右どちらでも組み立てることができます。

ステーションタイプ

ステーションタイプ


すっきりとしたスタイリッシュなデザインが魅力です。
下に空間があるので、ほこりがたまった際にお掃除がしやすいです。
下に空間があることによりお部屋の圧迫感を少なくする効果もあるようです。

ダブルクッションタイプ

ダブルクッションタイプ


ボトムマットの上にマットレスを重ねて使用するタイプ。寝心地を高め、マットレスの寿命を永く保つ利点のあるダブルクッションタイプは世界の一流ホテルで数多く採用されています。
ダブルクッションのメリットは体圧分散に優れており、より身体の線にマットレスがフィットします。また適度な弾力性、通気性、マットレスにかかる耐久性などに優れています。

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